一般質問

安心できる校内の居場所、性暴力を防ぐ学び、実際に避難できる防災訓練を

全校に設置された校内教育支援センターの運営を確認。性教育と相談体制、医療的ケア児やペットも含めた防災訓練について質問しました。

不登校・学び人権・女性防災・安全

令和6年第3回定例会(第6号)一般質問

公式記録に基づく要約 · 会議当時の内容です

01校内教育支援センターを、本人の意思とペースを尊重する場所に

山田ちさとの質問・要望

全小・中学校への設置後、子どもや保護者への周知、利用状況、教室に戻った後の支援はどうなっているかを質問しました。教室への復帰を急がせず、本人が決めた過ごし方を尊重することを要望。教員の負担も踏まえ、地域ボランティアの活用状況を確認しました。

市の答弁・説明

教育委員会は、全小・中学校で校内教育支援センターを運営し、マニュアル、学校訪問、研修で運営を支えていると答弁。個別のプログラムに沿った学習、相談、通常学級との交流を行い、利用者は5月末210人、6月末260人、7月末304人と説明しました。教室復帰後も健康観察や教育相談を続け、組織的に見守るとしました。運営に関わる地域ボランティアは5月末時点で小学校18人、中学校2人で、マニュアルを共有して支援していると答えました。

02性教育を、人権と自分を守る力を学ぶ機会に

山田ちさとの質問・要望

心と体、人間関係、多様性を含む包括的性教育について、市内の取組を質問しました。性暴力の被害者・加害者・傍観者を生まないための「生命の安全教育」や、SNSによる被害を防ぐ指導も確認。長期休業に入る前から注意喚起を行うよう求めました。

市の答弁・説明

教育委員会は、学習指導要領に基づき、体育・保健体育、道徳、特別活動などで、体の発達、相互の尊重、人間関係等を指導していると説明しました。中学校では保健師や産婦人科医による思春期教室も実施。生命の安全教育の教材を使い、自他の体を大切にすること、性暴力への対処、SNSを通じた被害を学ぶ機会を設けているとしました。発達段階や保護者の理解に配慮し、集団指導と個別指導を分けて対応すると答えました。

包括的性教育の体系全体を新たに導入すると約束した答弁ではなく、当時の学校での取組を確認したものです。

03子どもが相談しやすく、大人も性について学べる環境を

山田ちさとの質問・要望

性に関する悩みは身近な大人にも話しにくいことから、学校の相談体制を質問しました。また、子どもを守るには大人や社会全体の理解も必要だとして、市民センター等での講座の実施状況を確認しました。

市の答弁・説明

教育委員会は、定期的なアンケートや面談に加え、端末で相談したい教職員を選べる仕組みや、教育委員会の相談員につながるチャット相談を整えていると説明しました。大人向けには、市民大学等での性の多様性と人権に関する公開講演、保護者向けの家庭での性教育や思春期の心身の変化に関する講座を実施。教職員への性的マイノリティーに関する研修や、各学校の家庭教育学級にもつなげていると答えました。

04アリーナを活用し、支援が必要な人も実際に避難する訓練へ

山田ちさとの質問・要望

新たな防災拠点となるアリーナでの総合防災訓練について、医療的ケア児、避難に支援が必要な人、ペットと避難する人への対応を質問しました。訓練後の課題の検証と翌年への反映を要望し、備蓄物資を市内に届ける役割も確認しました。

市の答弁・説明

市は、9月28日に地震と津波を想定し、アリーナ等で避難や救助の訓練を行う予定と説明しました。医療的ケア児2人と家族が、個別避難計画や医療機器の持参手順を踏まえて自宅から避難し、関係機関と課題を検証する計画を示しました。ペットの受入手順や獣医師の助言、要支援者の実動避難、福祉避難所への移送訓練も実施予定と答弁。アリーナ周辺の備蓄倉庫は避難者への供給に加え、物資が不足する他の避難所へ配送する拠点になるとしました。

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